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新人ナースが受ける洗礼

新人ナースが受ける洗礼新人看護師は深い知識がなくて当たり前です。大切なのは自主的な学習や実践を通して学ぶことで少しずつ現場で活かせる術を身につけることです。そのためにするべきことをこのページでお伝えしていきます。日々の積み重ねが大きな成長に繋がります。

できなくて当たり前!

できなくて当たり前!看護師になりたての頃は右も左も分からなくて当たり前です。看護学校で医療の基礎知識を学んでいても現場に立てば全く通用しません。看護学校を卒業して現場に出てからでも学ぶことは沢山ありますし、専門知識やスピードが求められる環境に最初は誰でも戸惑うことでしょう。日本看護協会の調べによると、食事の介助やベッドメイキングなどに関しては1人でできる新人看護師は比較的多いようですが、止血など患者の生命に関わるような技術もできる新人看護師はとても少ないようです。実践的な看護技術を持たない看護師が医療現場で1人立ちしているケースが近年増えていますが、この背景には看護師の人材不足や常に時間に追われる仕事であるため新人看護師の指導に十分な時間を割くことができていない労働環境が影響しています。ですが患者にとっては新人とベテランの差は関係なく、同じ看護師です。ベテラン看護師と同様の対応を患者は求めます。
新人看護師はこのように大変な状態が続きますが、ここで落ち込んではいけません。最初は何もできなくて当たり前です。大切なのは失敗や教えてもらったことを吸収して成長に繋げることです。小さな目標やゴールをつくり着実にステップアップする姿勢を持ちましょう。

日々の勉強を欠かさずに

日々の勉強を欠かさずに看護師という仕事は専門職です。そのため日々の勉強がとても大事になります。専門書で勉強したり大学院に通ったりと専門知識の習得に取り組んでいる人が多くいます。これは看護師だけでなく医療業界で働く人全てに共通していることですが、この努力が変化を続ける医療の現場で活躍する糧となるのです。特に最近では医療の急速な進歩により、看護師も高度な技術や対応が求められるようになりました。これはベテランも新人も関係ありません。職場環境や患者のケアにまだまだ不慣れな新人看護師がレベルを上げていくためには医療の専門知識習得が必要不可欠です。
また専門知識が身についてくると、少しずつ日々の業務に自信がもてるようになります。この自信が患者や看護師同士の信頼関係へと繋がっていくのです。新人看護師時代にいかに努力を積み重ねるかが看護師としてのキャリアを大きく左右するといっても過言ではありません。

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