血液透析での合併症

血液透析での合併症ここでは最近治療を受ける患者が増えている血液透析について解説していきます。

血液透析とはなにか

血液透析とはなにか血液透析療法とは、血液を一旦透析機器へ取り出し、血液中に混ざっている老廃物を取払い血液を浄化する方法です。血液透析は末期の腎不全の治療法として知られています。また日本では人口透析の需要が増えていますが、中でも血液透析を選ぶ患者の割合が多いようです。ですが世界的に考えると血液透析以外の治療法が主流である国もまだまだ多いようで、移植が既に普及している国や腹膜透析療法を主流としている国では少ないようです。
血液透析は一般的に、1回の透析で4時間程度血液の浄化を行い1週間に2回もしくは3回透析環境の整っている施設に通ってもらうことで進めていきます。このような施設は大型病院や入院環境の無い病院にあることが多く、日本では約4000件ほどの施設があるようです。患者の住んでいる地域や受ける治療に対応しているか、通院しやすい範囲などを考え最適な施設を選びます。

血液透析の仕組み

血液透析の仕組み血液透析は血液を体外へ出した後、機械に通しキレイにして再び体内へ流す作業です。1分間で約200ミリリットルを取り出すため普通の血管以外で血液流量を確保しなければなりません。そのため利き腕とは反対の腕でシャントと呼ばれる血液の出入り口をつくる必要があります。シャントとは動脈と静脈を繋ぎ合わせてできたもので、通常は手術によってつくられます。
血液透析の手順としては、まずシャントに返血用と脱血用の針を刺しその後血液ポンプを動かします。血液ポンプの働きにより血液が対外へと引き出されながら、少しずつ患者に合った血液流量まで上げていきます。対外に取り出された血液はダイアライザーという人口腎臓に送られ、老廃物などを取り除き浄化され再び体内へと戻っていきます。この一通りの流れをそれぞれの患者によって設定されている時間繰り返し予定の量全てが引き出されたところで血液透析は終わりです。

合併症の危険性

合併症の危険性血液透析を続ける中で起こる可能性があるのが合併症です。誰でも起こりうる可能性があるため早期対処が求められます。合併症の主な症状としては透析導入期にみられる不均衡症候群や高血圧、血液透析で起こる合併症の中で1番起こりやすい低血圧、または血液透析中は抵抗力が弱いためかかりやすい感染症などが挙げられます。またその他にも二次性副甲状腺機能障害、アミロイド骨関節症、高カリウム血症などの症状がみられる場合もあります。症状によっては命に関わる危険もあるため注意が必要です。

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